前略
『わたしの青い鳥』は遠くへ飛んでいってしまいましたが、『青い鳥逃げても』、もう泣かないで生きていきましょう!
の館長です。
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「ようこそここへ クッククック わたしの青い鳥」 と歓迎した青い鳥は、ずっと「わたしのこの胸で 幸せ歌っていて」くれるものと思っていました。
ところが、「昨日までこの部屋にいたはずの 青い鳥 窓から逃げて行った」 と伊藤咲子が歌うように、突然、我々の目の前から姿を消したのです。
昨日までこの部屋にいたはずの 青い鳥 窓から逃げて行った
むらさきのたそがれがたちこめて 悲しみにそまって泣いた私
こがらしの時が過ぎ春が近いのに
ほがらかになれなくて ごめんなさい
「青い鳥」をテーマにしたこの2曲。
どちらもとてもいい曲ですが、『わたしの青い鳥』の有名さに比べたら、『青い鳥逃げても』のほうは知名度では劣るのかもしれません。
かたや「青い鳥」が来たことを喜び、かたや「青い鳥」が逃げてしまったことを嘆く――。
正反対の内容ですが、作詞したのはどちらも阿久悠というのがまた面白いところです。
『青い鳥逃げても』をご存じなかった方は、ぜひこの機会に覚えて、今度カラオケで聴かせてください。
ほかに「青い鳥」を歌った曲として好きなのは、ザ・タイガースの『青い鳥』
そして、いきものがかりの『ブルーバード』
ほかに「青い鳥」ソングをご存知の方は、「思い出の青い鳥ソング大募集!」係まで、どしどしお寄せください!
- イーロン・マスク、Twitterを「X」に変更 青い鳥のロゴも廃止
- さよなら青い鳥 その愛と惜別の作品集
- 青い鳥との別れを惜しむ
- もうさよならなの?
- さよならぼくらの青い鳥
- 青い小鳥が飛び立つのはまだ少し先のはず…
- 行年 18歳の尊いご生涯を閉じられました 故 青い鳥さんの葬儀式を開式致します
- どこにいるの 青い鳥 みんなの心の中ですね
- 野の鳥は野に・・・
- ツイッタラーのみなさん ミーのことは忘れないでちょ!
- 青い鳥さんもいてほしい。 『いつも近くに』2016年制作
- どこに行ってしまったのでしょう
- 青い鳥はどこへ?
- ツイート
- 今日は出会いとお別れの日になりました
- もうすぐ青い鳥さんが見れなくなっちゃうんですね
- Brand new logo of Twitter
- Goodbye blue bird
- #end of Twitter
- Xのロゴですが、鳥のエサ置き場にちょうど良さそうだったので少し傾けてみました
- 鳥好きとしてはこれだけは受け入れ難い
- 「X」ロゴ、実は斜めにすると鳥が隠れているというギミックだといいな
- 「えっくす」で描いた青い鳥
- 勢いでこんな絵を描いてしまった
- もちゃねこ です 青いトリさんが、 飛んでっちゃったニャ!
- ちりがXで決まり
- 青い鳥・・・何処へ行ったの?
- じゃあ「X」のロゴはこうすればいい!
- X(Twitter)からの移住先
イーロン・マスク、Twitterを「X」に変更 青い鳥のロゴも廃止
さて……。
イーロン・マスクの Twitter は、7月24日にブランド名を「X」に変更。青い鳥のロゴも廃止しました。
正直なところ、ここまで Twitter がネガティブな変貌を遂げてしまうとは、半年前には思いもしませんでした。
それどころか、僕なんかはむしろ、イーロン・マスクが買い取ったとき、けっこう大きな期待を寄せたくらいです。以前のTwitterに不愉快なことをされた直後だったので。
それが今やこのありさま。
ここまでユーザーをないがしろにするとは思わなかった。
イーロン・マスクにとって、一部のセレブ・有名人・大企業以外の有象無象のユーザーなんて、ゴミ同然だったんですな。
でも彼が実現を目指す “スーパーアプリ” にしたって、結局はゴミ扱いしたユーザーだって対象とするわけでしょう?
“ゴミUX” を味わったユーザーが、決済/銀行のサービスまで盛り込んだ “スーパーアプリ” のこと、信頼できるわけないでしょうに。
破滅してほしい。
とはいえ、かつての Twitter が良かったかというと、それもまた違う。
すでにけっこうダメダメでしたよね? いろんな面で。
でも、そこまで愛着のない僕でさえ、「Twitter」「ツイート」「リツイート」といった名称、青い鳥のロゴなどは、空前にして絶後、最高にして唯一のもので、これを超えるつぶやきサービスはもう現れない、とまで思っています。
もったいないなぁ。
自治体や公共機関等、公共サービスもTwitterに頼っていた部分があり、ちょっとしたインフラ化させてたのは、いま思えば私物に乗っかってる状態でいつもいつまでも安心できるわけないのに、よくやってたよなぁ……と言えるけど、だったらもう、「日本」が買い取って、れっきとしたインフラに仕立てていったらどうよ?
イーロン・マスクには「X」とやらに邁進していただいて、旧Twitterは「日本」が運営しよう!
浅薄ですよね。 分かってますけど。
◆
僕なんかはさほどTwitterに触れずに生活してきたのでまだダメージは少ないですけど、世の中にはTwitter が生活の一部になっていた人も、生活の全部になっていた人も、人生の全部になっていた人もいることでしょう。
そんな人たちにとって、「青い鳥」は特別な存在だったのですね。
「青い鳥」との別れを惜しむ人たちの、その思いを込めた作品を集めてみました。
さよなら青い鳥 その愛と惜別の作品集
じゃあ「X」のロゴはこうすればいい!
Adobe画像生成AI「Firefly」に、Twitterにふさわしい「X」のロゴを作ってもらった
「Twitterの青い鳥のロゴを、アルファベットのXで表されている画像」をお願いしてみました。
わりとこちらの希望は叶えてくれているとは思うんだけど、なぜか秘密結社っぽくなっちゃいますね。
次はもっとゆるいのを作ってもらいたくて、
「Twitterの青い鳥のロゴが、アルファベットのXで表されているユーモラスな画像」
をお願いしてみました。
ちゃんとこちらの要望を解してくれているとは思います。
かなりひょうきんな鳥に仕上がりました。
ただ、ちょっとバカっぽくなったようにも感じられるけど、そこはまぁ、愛嬌と受け取ることにします。
それにしても、こんな「X」――
「つぶやきを投稿する」というサービスであることを何ひとつ表象していないじゃないですか。
今はこの「X」を見るのもイヤなので、WEBではこの拡張機能を使って青い鳥を継続し、
アプリはアップデートしないことでなんとか青い鳥を保っているところです。
とはいえ、昔から「青い鳥」は「X」には勝てないようで……。
仮面ライダーXに阻止され戦闘となる。
最後は「Xキック」を受けたのちに天高く投げられ、そのまま爆散した。
いつかは完全に「X」に置き換えられてしまう日がくるのでしょう。
それでも、器だけ変わって中身はTwitterのままだったら、いずれは僕もあきらめて使っていくようになるかもしれません。
もともとヘビーユーザーじゃなかったし。いや、ライトユーザーとも言えなかったし。
X(Twitter)からの移住先
もともと「誰かと交流するインターネッツ」というものが得意じゃないと自覚しているので、「X」化してしまった Twitter からみんなが別のSNSへ移るといっても、すぐについていくつもりはありませんでした。
どこにしたって、旧Twitterには敵わないとも思っていましたし。
そんなとき「Threads」です。
Metaなんて好きじゃないですから、スルーする構えでいたのですが、なんと、参加順に番号が付与され、その番号バッジがインスタのプロフィールに貼られるというではありませんか!
そんなことされたらたまったもんじゃござんせん!
だって、当然、番号の若いヤツがマウントとってくるに決まってるじゃないですか!
ただ平凡な暮らしを望み、ただ低空飛行で生きていただけなのに、なぜそんなことで波風立てられなければならないのでしょう。
こうなれば話は別です。
あわててThreadsに登録に行きました。
が、時すでに遅し。
4962238号ですってよ!!
愛人だって普通は2号さん。
仮面ライダーだって4962238号ライダーなんかお呼びでないッ!
こんなんじゃ、僕より早い参加者4962237人にマウントとられちゃうじゃないっすか!
あー、もう、出鼻をくじかれたよぉ……。
ただ、この参加者番号バッジが付くのは期間限定のことだっていうんで少し安心しましたが……。
というか、そもそもこんなことで誰もマウントとろうとしたりしないよ!!
それはともかく、Threads に登録してすぐにタイムライン(TL)を見に行ったんですが(当初はパブリックなTLだけだった)、そこにたむろしていたのは、良く言えば「キラキラ系」、キツめに言えば「ギラギラ系」、悪く言えば「意識高い系ならず者」たち。
悪く言いすぎていたらごめんなさいだけど、僕がこの世で最も忌み嫌うタイプの人たちで見事なまでにあふれ返っていたのです。
それを見てすぐ距離を置きました、Threads ――。
そんなとき出合ったのが「タイッツー」でした。
「タイッツー」などというちょっと間が抜けた名前や、みんな同じタイツのアイコンが(現在は各々自由に設定可)、その世界のユルさを物語ってるようで、「これなら自分にもやれそう」と思い、登録してみました。
そしたらスゴいじゃないですか!
「タイッツー」が1位ですよ!
こんなに注目されているとは思わなかった。
日々、新機能が追加されていると言っても過言でない、成長真っ盛りなサービスなので確かにワクワクして楽しい。
Twitterの初期の味わいを感じてる人も多いんだろうなぁ。
僕はいま、誰もフォローせず(デフォルトで開発者はフォロー済)、誰にもフォローもされず、日々の室温を記録することを中心に、ときに世をはかなんでみたり、ときに生きる喜びを歌ってみたり(←無い)、誰に褒められることも貶されることもなく、淡々とタイーツしています。
SNSはこのくらいでちょうどいいですね。
とはいえ、「タイッツー」がずーっと続くサービスとも思えないんですが……(ごめん)。
他のサービスを使えば使うほど、やっぱり “Twitterは唯一無二” という思いを強くする一方です。
X(旧Twitter)がジリジリと衰退していくのか、なんだかんだ文句言われながらも普通に使われるようになるのか、はたまたどこかで劇的に変化を遂げるのか――
しばし横目で見ながらインターネッツの片隅をフラフラしていたいと思っています。
ひとまず、さよならTwitter!
というか、
さよなら X また来てTwitter!
プロフィール
館長と申します。
ホッピーを飲みながら猫をモフっているときが至福の時だと思いますがそういう状況になったことがありません。世知辛い世の中ですね。
こまかい話は下記に。
自己紹介
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