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「志村けん」芸能人・著名人を呼び捨てにすること

「志村けん」芸能人・著名人を呼び捨てにすること 思ったこと
「志村けん」芸能人・著名人を呼び捨てにすること

前略

僕の中では大御所の「志村けんさん」なんかじゃなくて、永遠に「志村!」なんだよなぁ。

の館長です。

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芸能人・著名人を呼び捨てにすることに違和感を持つ人

芸能人を呼び捨てにする人に違和感

志村けんさんが亡くなった。

はてブでは穏やかだが、芸能人を呼び捨てにする人が多い。

どういう立ち位置なんだろうか。

 

この人の言うことももちろん分かります。

基本、人間社会においては誰に対してであろうと呼び捨てにするべきではないのですから。

ただ例外的に、芸能・著名人・偉人に対しては呼び捨てもある、というような認識を僕は持っているのですが、それさえ違和感を持つ人はいるのでしょう。

とはいえ結局は、自分がイヤなら自分だけは呼び捨てにしなければいい、としか言えず、他人が呼び捨てにすることまでは止められません。

逆に、芸能・著名人にいちいち敬称をつけて呼ぶさまを不快に思う人だっているんだし。(僕はそのひとり)

そんな二者間で「呼び捨てにするな!」「さんづけキモい!」とか争い合っても不毛ですもん。不毛。ノーヘア。

 

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僕は基本的に芸能・著名人を呼び捨てにする

僕は日常会話の中ではほぼ100%呼び捨てにします。

ご本人を目の前にしたらほぼ100%敬称をつけます。

こうしたブログとかSNSなど第三者の目に触れそうなところでは使い分けます。

使い分けの基準があるわけではなく、たいていは呼び捨てですが、なんとなく呼び捨てがなじまない人については特に意識することなく「さん・くん・ちゃん・公」を付けて呼びます。

●中居正広→中居くん
●香取慎吾→慎吾ちゃん
●稲垣吾郎→吾郎ちゃん
●大野智→大野くん
●相葉雅紀→相葉ちゃん
●パン→パンくん
●所ジョージ→所さん
●タモリ→タモさん
●武田信玄公
●水戸光圀公

 
もっとも、パンくんを「パン」と呼ぶ人がこの世にいるのかって話ですが……。

 

また、こんなご意見も……

敬称が無くなるのはむしろ著名性が認知されていることのあらわれかと。
目の前に本人がいる場合には敬称つけると思うけど。

staras のブックマーク / はてなブックマーク

そうだと思う。

敬称なしで呼ばれるようになるのは、それほどの有名人である証左ではないかと。

でも、本人を目の前にしたら敬称をつける。

たとえば『鶴瓶の家族に乾杯』を観てたって、鶴瓶(←すでに呼び捨て)を遠くに発見した人は「あ、鶴瓶!」とか言うけど、さすがに目の前になったら「鶴瓶さん」って言ってる。

自然にこのような使い分けができるのなら、普段は呼び捨てだって構わないと思う。

志村けんの場合はとりわけ「志村けん」もしくは「志村」

しゃあねえじゃんテレビの前の子供達から「志村~、後ろ後ろ」とツッこまれるとこまでが今風に言えばミームだからよう

anmin7 のブックマーク / はてなブックマーク

僕もその「子供たち」の1人でした。

僕にとっての志村けんは、お笑い界の大御所なんかじゃなくて、昔から今に至るまで、そしてこれからも(のはずだった)、「志村、後ろ!」の「志村」なのです。

これは「どの時点から志村けんを知ったか?」で、だいぶ温度差が変わってくるのではないかと思います。

“ドリフターズの中の志村けん” を知らない世代は、すでにお笑い界でビッグになった志村けんの印象しかないでしょう。

僕は『8時だョ!全員集合』から、それも志村けんがまだいないドリフターズから見ているのですから。

そして荒井注の脱退によりようやくメンバーになった瞬間も見ていますし、

荒井注の脱退によりメンバーになる志村けん

 

メンバーになったはずが、しばらくの間は出演者テロップには……

見習い志村けん

このように「見習い」と表記されてたのも見ています。

子供心に「志村けんは “下っぱ” 」という強いイメージができたのです。

ましてあの頃は荒井注が人気者。

「なんだバカヤロー」「This is a pen!」って、いま見れば何が面白いのか分かんないようなギャグで大笑いしてたところに、突然の荒井注の脱退(本人も長さんもあくまでも「休む」としか言ってなかったが)。

代わりに入ることになった志村けんには「おまえが入るせいで荒井注が辞めちゃうんだ」くらいの八つ当たりの気持ちが芽生えたほどです。

おそらく僕だけじゃなく、あの頃『全員集合』を観ていた子供たちはみんな最初は “アンチ志村けん” だったと思います。

あの「とんねるず」の石橋貴明も子供時代、志村けん加入直後の『全員集合』公開放送を観覧して「あの髪の長いヤツ、面白くねぇなー」と語ったそう。

僕は僕で、荒井注が辞めるとき、あくまでも「お休みする」と言っていたので、その言葉を額面通りに受け取り(純朴な少年だ)、いずれ荒井注は帰ってくるものと信じていたから余計に志村けんには冷たくあたった。(あたっちゃいないが)

いま思えば、そんな僕のような子供たちのせいで、志村けんはかなり苦しい立ち位置からの出発を余儀なくされたのだなぁ、と申し訳ない気持ちにもなりますが……裏を返せば僕らが志村けんをいっぱしのコメディアンにするために “揉んで” あげたとも言えます。言えますよね? 言えるさ!

そして加入後2年ほどして『東村山音頭』で大ブレイクを果たす志村けん。

子供なんて現金なもの。ここから一気にみんな「志村~!」です。荒井注のことも忘れて……。

そんないきさつをリアルタイムで見てきた僕の年代は、「志村けんはワイが育てた!」くらいの気持ちもあったり、あくまでも志村けんはドリフターズの “末っ子” という思いも強いのではないでしょうか?

だからずっと志村けんは、良くて「志村けん」、通常は「志村」なのですよ、どうしても。

「志村けんさん」なんて呼んだら、それは志村けんではなくなってしまうんだ。

僕らが「志村、後ろ!」と注意してあげなくても自分で背後に気を配れるオトナな志村けんなんてイヤなんだ。永遠に。

 

なのでね、許してほしい。志村けんに対しての呼び捨ては。

 

ひで爺
ひで爺

長々書いてきたけど要するに言い訳か!

 

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ホッピーを飲みながら猫をモフっているときが至福の時だと思いますがそういう状況になったことがありません。世知辛い世の中ですね。

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